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3DCGでオブジェクトの影を「ぼかす」方法

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現実世界同様に3DCG空間でも影を付けることが出来ます。影を置くことで「浮いている」という視覚的疑問がなくなり、存在している印象を与えることが出来ます。

人は脳の中で「光があると影がある」と無意識に認識しているため、もしそこにあるはずの影がなければ「疑問」という形で違和感を覚えてしまいます。

そこで影を配置することで、3D仮想空間でも現実と同じように表現し、脳に違和感なく映像を見せることになるため、影は重要な機能と言えます。

Blenderでは、影の強弱をつけることができます。曇の日や晴れの日で影の強さが変わるので、シーンによって使い分けをしましょう。

Blenderで3DCGの影を「ぼかす」方法


影が濃ゆすぎるパラ。薄くできないパラ?


設定を変える必要があるぞ。影の設定は「ライト」でおこなう。【ライト】を選択しよう。

【プロパティツール】欄から【ライト】アイコンを選択して【ランプ】を【サン】へ。影の項目で「影なし」の場合は影をつけない。


レンダリングを行うと画像のようになるわ。


【レイシャドウ】に切り替え、【サンプリング】の【サンプル】を【20】にしよう。通常よりも若干黒い部分が薄くなっている。

アクティブ QMC
:しきい値未満のサンプルを行わないので最速

コンスタント QMC
:全てをサンプルするので低ノイズ、低速

サンプル
:1だとアンチエイリアス無しのクッキリした影になります

ソフトサイズ
:値を上げるほど、ぼかしがかかります

しきい値
:値が大きいほど影のノイズ低減、低速(Adaptive QMC選択時)


【ソフトサイズ】を選択し、【30.000】にしましょう!影にぼかしが入ったわ。


サンプル【10】、ソフトサイズ【15.000】にしてみよう。影が「自然な影」になった。値はシーンや環境によって変えるようにしよう。


ただ、よく見ると、上記の画像では奥に黒い部分が多くあり不自然。これは、ライトの光が当たっている部分だけを計算しているから。

プロパティツール欄から【ワールド】を選択して【アンビエントオクルージョン(AO)】の項目にある【強さ】を【0.10】に。【環境照明】にチェックを入れ、【エネルギー】は【0.600】にしましょう。

環境照明は、光を全体に反射させる機能。ただし、この数字はライトの位置やシーンに合わせ変更するの。

また、ノイズが多くなる場合があるわ。下の項目に【キャザー】とあるので、サンプリングの【サンプル】が【5】になっているのを【6】以上に数字を上げましょう。ただし、高品質を求める場合はレンダリングに時間がかかるから注意が必要になるわ。


影はそのシーンのクオリティーを左右する重要なもの。影を置くことで注意しなければならないのが、オブジェクトと地面が離れている点だ。

オブジェクトが地面から離れていると、影もオブジェクトから少し離れた所から出現するから、地面としっかり接地する必要があるぞ。気をつけよう。


影は重要パラ。違和感をなくすパラ。

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